「51年目の本気」と題して

「51年目の本気」
なぜ、ここまでして
僕は歌わなきゃいけないんだろう。
時々、そう思う。


29歳でメジャーデビューして31歳で解雇通告。
事務所とのトラブルもあり、
歯ぎしりする想いで音楽業界を去った。
大失恋もし、夢を失い、最低最悪の状況だった。


レコード会社も音楽事務所
年齢などを考えると二度と相手してくれないと感じた。
次はどこへいけばいいのか。
迷走し、自暴自棄になり自殺まで考えた。


生きる意味を考えた時に
奄美のシマウタからルーツを探ることで
なんとか自分を取り戻し、
なんとか音楽を続けられた。
ただ、シンガーソングライターとして
ソロで活動をすることはもうないだろうと諦めていた。


それでも小山薫堂氏をはじめ、
多くの仲間、家族、そして今の家内が
「アキラ、歌え!」と背中を押してくれた。


それを真に受けてはいけないと思ったが
頭の中で新しいメロディが流れ、新しい歌詞が生まれる。
止めようがなかった。


2011年7月。それを集めたCDを「親愛なる者たちへ」
と名付けて自力で発表した。
タイトル通り、僕を応援し愛してくれた人たちへ
贈るための最後のソロアルバムのつもりだった。
ところが、それは終わりではなく始まりだった。


そこから更に多くの人の協力を得て、
遂に今週金曜日の1/16は渋谷マウントレーニアホール!
しかも「紅白出場第1弾計画!」なんて
大きなこと言っちゃったりして。


レコード会社もつかず、
個人事務所と言うが自分と家内のみの
まさに弱小。
はっきりいって、ぜんぜん儲けなどなく
なぜ、ここまでして僕は歌わなきゃいけないんだろう。


でも、思うのです。
このまま本当に紅白出場することが出来たなら
頑張った者は報われるのだ!と
人生に敗者復活戦はあるのだ!と
僕の歌で多くの人たちが元気になるなら
僕はまだ歌う価値があり
夢を追う価値があり
生きる価値があると思うのです。
これが僕の51年目の覚悟!


紅白出場第二弾計画以降については
この第一弾となるライブ次第で発表ですが、
ここまでこれたことに
応援してくださるみなさん、
協力いただいている関係者諸氏に
心から感謝いたします。


まずは3日後の1/16の
渋谷マウントレーニアホール!
僕が今後、どうなっていくのか
是非とも一緒にドキドキワクワクしながら
新たな第1歩を見届けてやってください!


ということで、最後のお願いー!
みなさん、完売までもう少し!
チケット残っていますので
是非お待ちしてまーす(苦笑)
って、宣伝かよ(^_^;)

いやいや、そう言わずにm(__)m
http://hokorasya.jp/i/band.shtml